Archive for October, 2008
第11回デベロッパーキャンプ、12月3日に開催
第11回目となるエンバカデロ・デベロッパーキャンプの申込受付を開始しました。次回の開催は、12月3日(水)、AP浜松町にて。
今回は、テクニカルセッション中心の構成で、 Delphi、C++Builderについての一般公募枠のセッションが多数あります。いずれも興味深い内容です。また、本日.NET向けのDelphiの新製品「Delphi Prism」について発表しましたが、こちらの製品についても【B2】セッションでご紹介します。
開催まで1ヶ月ちょっと。人気セッションは毎回満員になりますので、お早めに。
Share This | Email this page to a friend
C++0x: auto_ptr から unique_ptr へ
高橋(智)です。
先日のデベロッパーキャンプでお話できなかったC++に関する話題です。
これまでC++では、インスタンスの自動解放とポインターによるアクセスのために、スマートポインター「auto_ptr」を便利に使用してました。しかしauto_ptrには、インスタンスの所有権の受け渡しに欠点があり、以下のようなコード p1->10; はコンパイルエラーにならず、実行時にアクセス違反を引き起こします。
そこでC++0xの規格では、上のような欠点を克服したスマートポインター「unique_ptr」を新たに導入しました。このunique_ptrを使用すると、基本的に所有権の移転は行えず、以下のコード std::unique_ptr<MyClass> p2 = p1; はコンパイルエラーになります。
では、unique_ptrを使った場合には所有権を移転するにはどうすればよいのでしょうか?所有権を移転には「moveセマンティクス」を利用します。また、所有権の有無を検査するためのメソッド「get()」も用意されていますので、以下のコードのように安全にインスタンスにアクセス可能です。
参考資料:
[unique_ptr And The Deprecation Of auto_ptr]
http://www.informit.com/guides/content.aspx?g=cplusplus&seqNum=403
[Using unique_ptr, Part I, Part II]
http://www.informit.com/guides/content.aspx?g=cplusplus&seqNum=400
http://www.informit.com/guides/content.aspx?g=cplusplus&seqNum=401
Share This | Email this page to a friend
次回デベロッパーキャンプは11月下旬から12月上旬で計画中
現在、次回のデベロッパーキャンプの開催を11月下旬から12月上旬で検討しています。会場や外国人スピーカーの調整と並行して、セッション内容についても検討を進めており、いくつかの候補を考えています。すべてが、今回実施可能なものとは限りませんが、現在のアイデアを列挙してみました。
ぜひ、以下のページから、聞きたいセッション、テーマを投票してください!
「第11回デベロッパーキャンプセッション案」アンケート
また、今回も外部スピーカーを募集します。毎回、少しずつコミュニティスピーカーの輪が広がっています。ぜひナレッジを共有しましょう。なお、他薦の場合は、上のアンケートの Q7 に記載してください。
第11回デベロッパーキャンプ – セッションスピーカー募集
また、自身ではスピーカーを担当しなくても、例えばディスカッションセッションの企画側にまわりたいといった希望がある方も大歓迎です。ご連絡ください。
Share This | Email this page to a friend
選択と集中 - ユーザーの皆さんが望む方向に進むために
CodeGearがエンバカデロ・テクノロジーズと合併して3ヶ月が経ちました。この機会に、私たちが今進めている取り組みを大きな視点で紹介しておこうと思います。
先日のデベロッパーキャンプでは、ユーザーの皆さんのさまざまなご意見を伺うことができました。もちろん会場で伺った意見がすべてではありません。こうした皆さんの要望をお伺いする機会は、大事にしていかなければなりません。
ボーランドから分離独立してCodeGearとなり、さらにエンバカデロ・テクノロジーズとして新体制となる過程で、私たちは「選択と集中」という取り組みを進めてきました。幅広くすべてを提供するという姿勢から、会社の身の丈にあったリソースの集中化を行ってきています。
この過程で一番重要視しているのが、皆さんのご意見です。実際問題、CodeGear以前では、開発者の皆さんのご意見を広く募るということができていなかったと思います。そのため、CodeGear(DevCo)として当初取り組んだのは、皆さんのご意見を受け取ることのできるチャネルを増やすことでした。
例えば、スタッフブログ、個人ブログ、デベロッパーキャンプ、ニュースグループ(現在ではディスカッションフォーラム)など。CodeGearの社員が、それぞれ個人として皆さんに語りかけ、フィードバックいただける場を増やしてきました。ロードマップを提示するのもその取り組みの一環ですが、ロードマップを事前に公開して皆さんに認知していただくよりも重要なのは、その「案」に対してのフィードバックです。ロードマップはあくまでも仮定にすぎません。より重要な課題があれば、そちらを優先します。そのためには、仮定に対して、何らかのリアクションをしていただくのが一番だと思います。
こうした姿勢は、従来の企業姿勢からすると大変奇異に感じるかもしれません。しかし、「CodeGear」として開発者フォーカスすると宣言した真の意味は、このような姿勢の変化、言い換えれば、従来の姿勢の誤りを正していくことなのです。つまりは、社員全員が、皆さんとのコミュニケーションを大事にしていくべく、自分たち自身のこれまでの慣習を打ち破ることでもあるのです。
今後も、引き続き「選択と集中」を推進していく中で、皆さんのご意見が本当に大切になってきます。ユーザーアンケートやイベントなどでのディスカッションの場だけでなく、CDN記事の各評価やブログに対するコメントなど、小さなフィードバックも皆さんのご要望を知る機会です。ぜひ、こうした場を活用ください。
また、コミュニケーションはさまざまな場を利用していただいてかまわないと思っています。ここでなければ聞けない、意見を言えないというところはありません。ただし、それぞれ双方向コミュニケーションであったり、テーマが絞られていたりと、特性がありますから、最も建設的に展開できる場を選んでいただくのがよろしいかと思います。 特にディスカッションフォーラムは、双方向コミュニケーションとして便利な場ですし、いただいたご意見を、その場で展開して何らかの解決策へと進めることも可能です(そうした議論の過程で、多くの他の方のご意見も反映される可能性があるかと思います)。
「開発者の皆さんに100%フォーカスしていく」という活動は、まだまだ、試行錯誤と努力の途上にありますが、引き続きよろしくお願いします。
Share This | Email this page to a friend
Server Response from: dnrh1.codegear.com

RSS Feed